Amazonプライムで「泣ける映画」を探しているとき、正直、選ぶのって難しいですよね。
レビューで「号泣した」と書いてあるのに、自分はそこまで刺さらなかった……という経験、ありませんか。
今回紹介するのは、映画『ワンダー 君は太陽』です。
「泣ける映画」として紹介されることが多い作品ですが、この映画の本当の魅力はそこだけじゃないと思っています。
観終わったあとに、じんわりと温かいものが残る。
そして、「明日からちょっと違う目で人を見られるかもしれない」と感じさせてくれる。
そんな映画です。
映画選びで後悔したくない人に、自信を持っておすすめできる一本なので、ぜひ最後まで読んでみてください。
『ワンダー 君は太陽』とはどんな映画か(ネタバレなし)
主人公オギーの設定がすべてを物語る
主人公は10歳の男の子、オギー。
スター・ウォーズが大好きで、宇宙飛行士になる夢を持つ、ごく普通の少年です。
ただひとつだけ違うのは、生まれつき顔に障がいがあること。
27回もの手術を経て、これまでずっと自宅で勉強してきた彼が、小学5年生のある日、初めて学校へ通うことになります。
「学校でどう見られるんだろう」「友達なんてできるんだろうか」——
観ているこちらまで、ドキドキしながら一緒に登校する気持ちになります。
オギーだけでなく、周りの人たちの視点でも描かれる
この映画の構成で特徴的なのは、オギー一人の物語ではなく、姉のヴィア、友人のジャック、オギーに関わる複数の人物それぞれの視点で物語が進んでいく点です。
「あのシーン、あの子はこういう気持ちだったのか」と気づく瞬間が何度もあって、単純に泣けるだけじゃない、複雑で豊かな感情が積み重なっていきます。
113分という尺の中に、これだけ多くの人間関係が丁寧に描かれているのは、なかなかないと思います。
この映画が「ただの感動映画」で終わらない理由
「普通」ってなんだろうと考えさせられる
オギーの周りの子供たちは、最初こそ戸惑い、距離を置きます。
でも、それは悪意からだけではない。
「どう接すればいいかわからない」という戸惑いから来ていることが、ちゃんと描かれています。
観ていると、「自分もきっとあの子と同じ反応をしてしまうかもしれない」と思わされる瞬間がある。
それが、この映画の誠実なところだと思います。
家族それぞれの葛藤がリアル
両親もまた、完璧な存在として描かれているわけではありません。
オギーを心配するあまり、姉のヴィアへの関心が薄れてしまっていることに、母親自身が気づく場面があります。
家族全員がそれぞれの悩みを抱えながら、それでも支え合っている。
「家族ってこういうものだよな」と、静かに納得させられます。
観終わったあとに残るのは、温かさと問いかけ
この映画には、劇中に何度か登場する言葉があります。
「正しいことと親切なことで迷ったら、親切なことを選べ」
説教くさく押しつけてくる映画ではありません。
でも、観終わったあとにこの言葉が自然と頭に残って、「自分はどうだろう」と考えてしまいます。
こんな人に特におすすめ
- 泣ける映画を探しているけど、お涙頂戴は少し苦手な人
- 観終わったあとに温かい気持ちになりたい人
- 家族や友人と一緒に観られる映画を探している人
- 人間関係に疲れているとき、少し優しい気持ちになりたい人
逆に、ハラハラするサスペンスやアクションを求めている人には、少しゆっくりしたペースに感じるかもしれません。
そこだけ正直にお伝えしておきます笑。
Amazonプライムで観るメリット
『ワンダー 君は太陽』はAmazonプライムビデオで追加料金なしで視聴できます。
113分という尺ですが、引き込まれてしまうので体感はもっと短く感じると思います。
字幕版と吹替版の両方が用意されているので、字幕が苦手な方でも安心して楽しめます。
家族で一緒に観るなら、吹替版のほうがおすすめかもしれません。
プライム会員であれば今すぐ再生できるので、「今夜何か観たいな」というときに即座に選べるのも魅力です。
まとめ|映画選びで後悔したくない人へ
『ワンダー 君は太陽』は、「泣ける映画」というだけで語るには惜しい作品です。
オギーを取り巻く人たちの視点が丁寧に積み重なることで、観終わったあとに人に対する見方が少し変わる。
そんな映画だと思います。
「今夜は温かい気持ちで眠りたい」という人に、自信を持っておすすめできる一本です。
気負わず再生してみてください。
観終わったあと、「選んでよかった」と思ってもらえる可能性は高いと思います。


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